こんにちは、外壁塗装職人の宮本です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
先日完成した外壁サイディング工事をご紹介いたします。
ニチハの金属系サイディング型名「コルモロック」のピュアホワイトと型名「影光」のダークブラウンを使って2色で貼り分けました。
実はこちらのお客様、今回の工事で当店へのご用命2回目のリピーター様です。
2015年、最初にご相談くださった時の施工前は
このような外観でした。
その時は外壁塗装と屋根塗装をご用命いただきこのように塗り替えました。
幾つかの塗り替えデザインをご提案させていただき、ご主人様と奥様のご要望を取り入れ完成した時は大変喜んでいただきました。
そして、7年後の昨年9月に外壁の状態についてご相談をいただいた時の画像がこちらです。
一見どこにも傷みはなく塗り替えにはまだ早いように見えるのですが、外壁ボードの裏面の状態が悪くなっていることが明らかでした。
様々な要因があるのですが、外壁ボードの裏面に発生している結露によるものがその根本原因です。
この現象は窯業系サイディングの外壁の建物で建築後20年程度経過すると大なり小なり発生します。
そこに断熱性能の低下が重なると加速度的に外壁ボードの裏面を劣化させ、外壁ボードの耐力が落ちてしまいます。
外壁ボードの耐力が落ちた状態で新たに塗装を施工すると、通気性を止めてしまうため外壁ボードの劣化を早めてしまうという逆効果が生まれます。
そのような理由から、今回は外壁を金属系サイディングで上貼り施工し、屋根塗装を行いました。
2015年の塗装工事、今年2023年のサイディング工事とリピートでご用命いただき大変うれしく思います。
そして施工後にとても丁寧で光栄なコメントをメールでいただきました。
我々建築リフォームに携わる者にとって、お客様にこのようなお言葉をいただけることが何よりの励みになります。
施主様、こちらこそ深く深く感謝申し上げます。
これからも末永くよろしくお願い申し上げます。
おわり
※このブログ記事は施主様のご厚意により掲載の許可をいただいております。
施主様には重ね重ね感謝申し上げます。
ありがとうございました。