こんにちは、外壁塗装職人の宮本です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
10月も残りあと2日となり、冬の訪れが間近となりましたが、意外と冷え込みが緩く、外で作業する者としてありがたく思っています。
さて、先日、札幌市厚別区で完成した外装工事についてご紹介いたします。
1989年建築 築34年目の大和ハウスの外装工事についてご相談をいただきました。
屋根の塗装状態と外壁の傷みが心配で、そろそろメンテナンスを検討していらっしゃるものの、塗装が良いのかサイディングが良いのか迷っていらっしゃるとのことです。
建築されて34年が経過する中で、外壁ボードを交換している箇所もありました。
内部結露によって外壁が凍害し、部分補修では改修できない状態であったことがわかります。
このように更なる内部結露発生箇所もありましたので、塗装工事で改修する場合は特殊な下地処理と通気を止めない施工方法が必要です。
そこで、今回のご相談に対して3つの方法をご提案いたしました。
① 傷んでいる箇所の外壁を下地改修して、通気性を保つ塗装 + 屋根の錆を不活性処理して錆止め塗装、上塗り2回、合計3回塗り塗装を行う
② 既存の外壁を全て剥がし、窯業系サイディングを貼り換え + 上記同様の屋根塗装工事を行う
③ 既存の外壁の上から通気胴縁を施工して新たに金属系サイディングを貼り + 上記同様の屋根塗装工事を行う
施主様が選んだ施工方法は③の『既存の外壁の上から通気胴縁を施工して新たに金属系サイディングを貼り + 屋根の錆を不活性処理して錆止め塗装、上塗り2回、合計3回塗り塗装を行う』でした。
方針が決まりましたので、どんなデザインのサイディングを貼るか、サイディングの色はどうするか、屋根の塗装をどんな色にするかということについてご検討いただきました。
ご検討いただくにあたり、いくつかシミュレーション画像を作成しましたところ、検討しやすいとのお喜びのお声をいただきました。
完成です。
外壁サイディングの色分けエリアについては施主様がお考えになり、忠実に施工させていただきましたところ、大変綺麗な仕上がりになりました。
施主様のセンスに脱帽です。
別の角度からの画像をみても、すっきりとして大和ハウスの特徴的な豪華さを損なわない仕上がりとなりました。
お手入れの行き届いた庭の植木の紅葉が綺麗です。
完成を喜んでいただけましたのでホッといたしました。
ありがとうございました。
おわり
※このブログ記事は施主様のご厚意により、掲載の許可をいただいております。
施主様のご厚意に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。